初診を終え、2回目以降からは本格的な不妊症検査が始まります。
耳慣れない名前の検査もあるでしょうが、事前にどんな内容なのか予備知識を持っておくと、不安や誤解をまねくリスクが低くなります。
ここでは、管理人が人工授精と体外受精などの不妊治療で個人的にお世話になった、聖マリアンナ医科大学での検査を例に取り上げます。
その検査内容をご紹介しましょう。まだ病院での治療にふんぎりがつかない方、どんな検査をすることになるのか調べるためにここに来てくださった方は、ぜひ参考にして下さい。^-^
基礎体温測定
これは自宅で行う検査です。
人の体温は、精神状態や運動によって変化するものですが、そういった影響をなるべく受けていないときに測定します。具体的には朝の起床後、できるだけ毎日同じ時間に、横になったまま測定します。
生理後、次の排卵までの間は体温は低温となり、排卵後、次の生理が来るまでの間は高温になります。この温度差によって、妊娠しやすい時期かそうでないかを割り出すことができます。
低温期の検査
血算(けっさん)は血液計算のことです。血液中の赤血球や白血球の数値を調べて、貧血や感染の兆候がないかを判別します。
クラミジア抗体の検査は、性器クラミジア感染症の有無を調べるものです。
抗精子抗体は、女性側の免疫が精子を異物としてとらえ抗体を作り、その活動を妨げているかどうかを調べる検査です。
排卵期の検査
エストロゲンは、卵胞ホルモン、もしくは女性ホルモンと呼ばれるホルモンの一種です。
フーナーテスト(ヒューナーテストとも言います)は、性交後の子宮頚管粘液の精子の活動状態を調べる検査です。
高温期の検査
黄体期ホルモン(黄体ホルモン)は、排卵後に卵胞から変化した黄体から分泌されるホルモンです。子宮内膜に働きかけ、受精卵の着床を促します。
腹腔鏡検査
内視鏡を使ったお腹の中の検査です。
精液検査
精子数、精子濃度、運動率などを調査します。結果は変動が予想されるため、2~3回繰り返す必要があります。