不妊症とは、性生活を普通に営んでいるのに、2年以上妊娠の兆候がないケースをさします。
これは、およそ9割の夫婦が2年以内に妊娠を遂げていることを元にしたデータで、つまり10組に1組の割合で不妊症の可能性があるということを意味しています。
10組に1組というと、けっして少ない数字ではありません。
女性は35歳を越すと妊娠をしにくくなると言われていますが、不妊症に対して早めに適切な治療を行えば、妊娠する可能性も上がるってご存知でしょうか。
事実、40歳を過ぎてからの出産件数は増加しているというデータがあるんですよ!
ただ、年齢の他にも不妊症の原因はいろいろ考えられ、また、その原因自体がはっきりしない場合も数多くあります。
約4割では男性側に原因であるとされており、不妊治療には男性の協力は不可欠なものになっています。
しかし、不妊治療と聞くと、まだまだ敷居が高いと思われる人も多いもの。
初めて受診する方は、たいてい次の2点を気にします。
1.どんな検査をするのか?
2.何を聞かれるか?
現在では、初診から不要な検査を行うところが少なくなってきました。
つまり、しっかり納得した上で、検査や治療を受けることができるんです。
聖マリアンナ医科大学などが、そういった初診を行っています。
最初の問診では、生理の周期、前回の生理開始の時期、最終生理日、生理の異常の有無、流産の経験の有無、過去に行った不妊治療、家族の病歴について、持病の有無、健康状態などを聞かれます。
もしも基礎体温表をつけている人がいるなら、それもしっかり提示することをおすすめします。
また、受診するタイミングは、生理が終了し、数日経った頃が良いとされていますが、あくまで理想です。
実際にはいつでもかまわないようです。
病院によっては、不妊治療のセミナーを開いているところもあるので、不妊治療を希望される方は、ご夫婦で受講してみてはいかがでしょうか。
不妊症は、けっして稀なケースではありません。
女性一人の問題でもありません。
悩みを抱えているカップルは数多く存在します。
医師やパートーナーと相談を重ね、検査と治療を行うことで、道が開けてくるものではないでしょうか。