中古品の購入や、引っ越し、冠婚葬祭の費用など、何事でもそうですが相場を知っておくということは大切です。
不妊治療においても適正価格を確かめておくと、予算以上に高い金額を支払うことになるなどのトラブル回避につながります。
なぜ治療費でトラブルに?
と不思議に思われる方もいるかもしれませんが、人工授精や体外受精は保険適用外、つまりは全額自己負担が基本。
自由診療となるため、価格の設定は病院側にゆだねられており、そのため機関によって値段に大きな差が生じています。
また、受診する病院によっては、治療の前に提示してもらった見積書よりも大幅に高い金額が請求されるなど、悪質なところもままあります。
適正価格を知るには、とにかく数多くの病院の治療費を比較してみることが重要。
ホームページなどで料金を公開している病院もあります。
また過去に不妊治療をしたことのある方に相談するのもいいかもしれません。
身近にそういった人がいなければ、ネットで口コミなどを調べてみると詳しい点がわかります。
もちろん、値段が安ければそれでいいというわけではありません。
本来の目的は、赤ちゃんを授かることです。
実績があり、信頼できる医師のいる病院を選ぶことがまず第一。
そんな中で、不妊治療にかかる費用が適正価格かどうかも、良心的な病院を見極める際のポイントとなります。
また、不妊治療では、特に体外受精で高額な費用がかかるものですが、金銭的に厳しいからと諦める必要はありません。
少子化対策として、厚生労働省では「特定不妊治療費助成事業」を行っています。
これは、不妊治療の費用の一部を行政が支援するというもの。
体外受精など、保険適用外となっている高額な治療費を行政が助成し、患者の経済的な負担を軽減してくれます。
ただし、助成が受けられるのは行政が指定した医療機関に限られているので、受診前の確認が必要です。
行政窓口や医療機関で申請書を受け取り、記入、提出します。